内丸メディカルセンター(外来診療体制)
当科では外傷性疾患、変性疾患、関節炎、リウマチ性疾患、腫瘍、先天性疾患、小児疾患、リハビリテーションなどに関する運動器疾患全般の診療を行っています。土井田教授のもと、診療の質的向上、診療情報提供の徹底、さらにインフォームドコンセント、クリニカルパス、セカンドオピニオンなどの整備に教室員一同で取り組んでおります。
今後は更なる効率化とともに接遇の向上、外来待ち時間の短縮を図ることが必要です。診療録の開示、医療事故防止などの制度的な整備や、大学の医療連携室とともに病診連携の充実への取り組みなども経時的に歩を進めています。急患などで待ち時間が長くなる日もあり、ご紹介時などにご迷惑をお掛けしていることもあろうかと思われますが、病院の性質上ご容認をお願いする次第です。今後とも、より一層の医療の向上、地域連携の推進に努力する所存です。
外来診療担当医表
令和6年4月現在
午前 | 午後 | ||
---|---|---|---|
新患 | 再来・特殊再来 | 特殊再来 | |
月曜日 |
<脊椎> <肩> <腫瘍> |
<脊椎> <肩> <腫瘍> <手> |
<脊椎> <足> |
火曜日 |
<手> |
<手> |
<手> |
水曜日 |
<脊椎> |
<脊椎> |
<脊椎> <側弯症> |
木曜日 |
<膝・スポーツ> <リウマチ> |
<膝・スポーツ> <リウマチ> |
<膝・スポーツ> <肩> <腫瘍> |
金曜日 |
<股関節> <足> |
<股関節> <足> <小児整形> |
<股関節> <小児整形> |
土曜日 | 交代制 |
<リウマチ> |
※第1・第4土曜日の新患・再来担当は日替わりです。
- 新患紹介は午前中に受診させていただきますようお願いいたします(急患を除く)。
- 紹介は可能な限り、特殊再来曜日もしくは新患担当者の専門に合わせてご紹介ください。
- 事前にFAXにて紹介状をお送りいただいておりますと、学会等で依頼医不在の場合、
当方より患者に連絡いたします。
岩手医科大学附属病院(入院診療体制)
整形外科の担当する病床は、岩手医大附属病院東9階Bの58床で、19名の医師と37名の看護スタッフで診療・看護を行っています。入院治療の対象となる疾患は幅広く、小児から高齢者まで、外傷などの急性期疾患から四肢および脊椎の慢性期疾患など、あらゆる年齢層、疾患が含まれます。このような幅広い分野で適切な医療を行うために、8組の専門グループに分かれ診療にあたっています。入院される患者さんは、検査入院等を除いたほぼ全員が手術を受けられる患者さんで、手術件数は1,000件以上、関連病院や開業整形外科医院からの紹介患者さんが多いのが特徴です。手術を受けられた患者さんの一日も早い機能回復と自立、早期退院、社会復帰を目指し、安全・安楽に入院生活を送っていただけるよう努めています。
専門グループ
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頚髄症、脊椎管狭窄症、脊髄腫瘍、側彎症等の疾患を中心に、年間約200例の手術を行っています。
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膝靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症などの疾患を中心に、年間約200例の手術を行っています。
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腱板断裂、反復性肩関節脱臼、変形性肩関節症等の疾患を中心に年間約60例の手術を行っています。
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外反母趾、変形性足関節症、靭帯損傷などの疾患を中心に、年間約50例の手術を行っています。
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人工関節、滑膜切除術、リウマチによる手・足の障害などの疾患を中心に、年間約50例の手術を行っています。
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外傷、変形性股関節症、先天性股関節脱臼、内反足、脚延長術などの疾患を中心に、年間約100例の手術を行っています。
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外傷、絞扼性神経障害などの疾患を中心に、年間約380例の手術を行っています。
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切開生検術を含めて年間約80例の手術と化学療法や放射線療法を交えた集学的治療を行っています。