整形外科専門研修プログラム

当科では、関連病院も13施設と多く、各種専門医資格(整形外科、リハビリテーション、リウマチ、脊椎脊髄、手外科等)取得が可能です。

当教室は、研修病院の豊富な症例数と優れた指導医の配置を背景に、独自の後期研修プログラムを構築・運用してきました。その経験と実績により洗練された専門研修内容を提供します。整形外科学は、運動器の機能と形態の維持・再建をめざす臨床医学であり、脊椎、上肢、下肢などの広範な診療領域を扱います。高齢化型社会をむかえた我が国においては、整形外科への期待はますます大きくなっています。現在、当教室には、脊椎、肩関節外科、手外科・マイクロサージャリー、股関節・小児整形外科、膝関節・スポーツ医学、足の外科、リウマチ、骨軟部腫瘍などの診療・研究グループがあります。連携施設は、スポーツ医学、手外科、脊椎外科、関節外科、救急医療、リハビリテーションなどそれぞれに特色をもった16におよぶ大学、施設、病院があり、機能的なローテーションにより、プライマリケアから最先端の臨床・研究までを学ぶことができます。詳細は岩手医科大学大学整形外科専門研修プログラムをご覧ください。

整形外科専門医プログラムについて

公益社団法人日本整形外科学会
〒113-8418 東京都文京区本郷2-40-8
Tel:(03) 3816-3671 Fax:(03) 3818-2337 Email:office@joa.or.jp
2024年度 岩手医科大学整形外科専門研修プログラム公示|公益社団法人 日本整形外科学会 (joa.or.jp)

奨学金の義務履行について

岩手医科大学整形外科では、医療局や地域枠での奨学金制度を利用している医師が多数在籍しております。
各個人の状況を考慮し、プログラムを組んでおります。
奨学金制度を利用し、岩手医科大学整形外科で活躍されている先生方のお話を聞きたい方は、ぜひ一度ご連絡ください。

岩手医大関連施設での専攻医研修、奨学金義務の履行 大まかな流れ

専攻医プログラムに乗り3年9か月のプログラム。基本的に1年ごとに病院を変わります。どの病院になるかはその年によって変わります。
大学院に入った場合、大学院3,4年目は大学になります(※)。入っていない場合は何処かの時期で1~2年間大学での研修を行います。

岩手医大では社会人大学院制度があり、4年間のうち最初の2年間は外の病院で研修しながら大学院の履修を行うことができます。

岩手医大関連施設での研修のメリット

最大のメリットは医師が少ないこと。関連病院の平均医師数は3.5人。専攻医は忙しい病院に派遣される為、執刀件数は圧倒的に多いです。
4年目で年間390件
を執刀した強者もいました。

大学では脊椎、股関節、膝、肩、足、手肘、腫瘍、リウマチ等すべての専門分野を診療しています。困った症例は送ることも、スペシャリストを呼んで一緒に手術に入ることもできます。

奨学生でその他の病院で働く2年間も県立釜石病院では整形外科として勤務できます。現在は常勤が3人で2022年の手術は423件でした。現在は専門医をとった医師が義務を履行しています。

2023年度岩手医科大学の研修派遣施設一覧

地域枠奨学生 9年間義務履行の例