入局希望の方へ教授・医局長からのメッセージ

教 授

土井田 稔

整形外科学は、全身の運動器の疾患や外傷を扱っており、小児から高齢者までの幅広い年齢層の患者さんを対象として診断と治療にあたっています。近年の超高齢化社会においてますます重要となっており、いずれの病院においても最も必要とされる診療科のひとつです。また、救急医療においても外傷患者の診断と治療において中心的役割を担っており、一般臨床医として必ず研修しておくべき臨床分野です。岩手医科大学整形外科専門研修プログラムでは、大学病院を含め岩手県全域の県立病院や日赤病院などの連携施設で研修します。最も特徴的な点は、いずれの研修病院においても手術件数が多いため、研修期間に数多くの症例の経験を積むことが可能な点です。1人でも多くの患者さんの健康寿命を延ばすために整形外科学を研修して頂きたいと思います。

医局長

佐藤 光太朗

岩手医大整形外科学講座は開講昭和10年と、東北・北海道地方の中では最も歴史がある教室です。平成26年、土井田稔教授が就任されてから医局スタッフも一新され、若く活気のある医局員で構成されていますが、岩手県の医療ニーズに応えるにはまだスタッフ数は充分とは言えません。入局者は卒業後すぐに入局して大学院入学する医局員だけでなく、初期・後期研修先の病院で整形外科に興味を持ち、研修を終了してから入局する医局員も多くおり、他大学出身の医局員も多数在籍し活躍しています。また希望する若い医局員には国内・国外留学へのサポートも行っています。

医局では各種学会活動への参加の他、サッカーJ3リーグ「いわてグルージャ盛岡」、ラグビートップイーストリーグ「釜石シーウエイブス」などプロスポーツチームの帯同チームドクター活動、県内各種スポーツ大会のサポートドクターなども行っています。スポーツやリクリエーション活動も盛んで、北上川川下りや野球・マラソン・バレーボール大会への参加、スキー・スノーボードツアーやゴルフコンペ、季節のバーベキュー大会も企画しています。

学生・研修医・大学院生に対しても希望者や発表演者には各種学会参加へのサポートも行われており、入局説明会も常時行っていますのでお気軽にご相談下さい。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」。チャンスとニーズに溢れた岩手医大整形外科で自分の能力を存分に活かしてみませんか?皆様の入局を心からお待ちしています。

猪狩奨学基金

当教室には、教室の国際化に貢献した同門会員の優れた研究論文に対して、奨学金を授与する奨学基金制度があります。奨学基金役員会で、前年度に掲載された英語論文を審査し、受賞者を決定し、奨学金を授与しています。

整形外科専門研修プログラム

当科では、関連病院も37施設と多く、各種専門医資格(整形外科、リハビリテーション、リウマチ、脊椎脊髄、手外科等)取得が可能です。

当教室は、研修病院の豊富な症例数と優れた指導医の配置を背景に、独自の後期研修プログラムを構築・運用してきました。その経験と実績により洗練された専門研修内容を提供します。整形外科学は、運動器の機能と形態の維持・再建をめざす臨床医学であり、脊椎、上肢、下肢などの広範な診療領域を扱います。高齢化型社会をむかえた我が国においては、整形外科への期待はますます大きくなっています。現在、当教室には、脊椎、肩関節外科、手外科・マイクロサージャリー、股関節・小児整形外科、膝関節・スポーツ医学、足の外科、リウマチ、骨軟部腫瘍などの診療・研究グループがあります。連携施設は、スポーツ医学、手外科、脊椎外科、関節外科、救急医療、リハビリテーションなどそれぞれに特色をもった25におよぶ大学、施設、病院があり、機能的なローテーションにより、プライマリケアから最先端の臨床・研究までを学ぶことができます。詳細は岩手医科大学大学整形外科専門研修プログラムをご覧ください。

整形外科専門医プログラムについて

公益社団法人日本整形外科学会
〒113-8418 東京都文京区本郷2-40-8
Tel:(03) 3816-3671 Fax:(03) 3818-2337
http://www.joa.or.jp/edu/public_offer/2021/detail_210070.html

専攻医からのメッセージ

大学院生

佐々 航

<私の研修時代>

初期研修医を終え、診療科を決めた若手医師として、まず目標にするのが専門医資格の取得であると思います。整形外科の専門医資格は4年間(旧制度)の研修期間ののち、専門医試験を受験し、合格することで取得することができます。
私は、岩手県立大船渡病院で2年間の初期研修を修了し、翌年から大船渡病院で整形外科専門医の研修をスタートさせました。1年目は、整形外科学の知識も浅く、外来では『標準整形外科学』や『今日の整形外科治療指針』などを両腕に抱えて、上司の先生の指導の下、診療に励んでいました。救急外来では交通外傷、耕運機やチェーンソーでの外傷、熊外傷など、様々な症例に直面し、毎日が勉強の日々でありました。2年目は岩手県立宮古病院、3年目は岩手県立胆沢病院に勤務し、その地域の中核病院で経験を積ませていただきました.自分の手に負えないことも多々あり、上司の先生方に相談し、叱咤激励されながら、親身にご指導をいただいたことを思い出します。
最後の4年目は岩手医科大学附属病院に大学院生として研修をしています。地域中核病院での研修は救急外傷や地域医療、リハビリテーションなどが主体でしたが、大学病院ではさらに専門性の高い症例を中心に診療をしています。整形外科の分野の広さや、その深さに圧倒され、自分の知識不足を痛感することも多くあります。また、学位取得に向けた研究や学術集会での発表、論文作成などの学術的な面での経験を多く積ませていただきました。
岩手医科大学の整形外科は入局者数が増えており、優秀な同期・後輩たちが刺激となっています.若手同士で切磋琢磨し、臨床・研究に打ち込む環境が整っており、最近は若手中心の勉強会も多く開催され、充実な毎日を過ごしています。
整形外科医としての貴重な研修期間をこのような環境で過ごすことは、今後の人生に大きなアドバンテージになると考えます。

お問合せ先

入局・見学希望に関するお問合せ

医局長 佐藤 光太朗

専門医に関するお問合せ

担当 村上 秀樹